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震災で休業中の割烹「なべ三」、営業再開へ-内容も一部リニューアル

船橋の表通りを一本入った閑静な立地

船橋の表通りを一本入った閑静な立地

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 震災の影響で休業していた老舗割烹(かっぽう)「なべ三」(船橋市船橋市本町2、TEL 047-431-9125)が9月1日、リニューアルオープンする。

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 1948(昭和23)年に「本店なべ三食堂」として創業し、1950(昭和25)年ごろには現在店舗を構えている場所に別館割烹旅館を開業。市民の特別な日などを祝う店として親しまれてきたが、3月11日の東日本大震災による影響や東電の原発による電力不足問題などで営業を休止していた。

 休業期間中、旧経営陣の「なべ三」から「ナベサン」に経営を委譲し、施設内のリニューアルなどを進めてきた。これまで経営してきた2代目・渡辺社長が守り続けてきたな伝統の味はそのままに店内を改装。小座敷2部屋のうち1部屋を椅子席に、これまで琴の演奏が流れていたBGMをジャズに、従業員の制服を和装から洋装に変えるなど、細かな部分で工夫を重ねた。

 「自宅に大切な人が来た時のような接客を心掛けたい」と、主に接客指導を担当する山崎真弓専務。「なべ三の味はそのままに、顧客の要望に合わせたメニューも追加していきたい」とナベサンの山岸保社長。

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