昨年10月にプロバスケットボールbjリーグに参入した「千葉ジェッツ」が3月30日・31日、ホームタウンの船橋アリーナ(船橋市習志野台7)でのホーム2連戦の初戦を白星で飾った。
このところホームでの勝利が遠ざかっている千葉ジェッツは、念願のホーム戦勝利に向けた1Q、石田選手の先制点から始まり一色選手や田中選手などの日本人選手の活躍が光り、28-24と順調な滑り出しを見せた。
1Qに5本放った3ポイントシュートは、6割という高確率で岩手ゴールを脅かしゲーム展開を千葉ジェッツ有利に働かせた。2Qに入るとリバウンドも好調、ますますシュートに思い切りが出て2Q終わりには52-44とリードを広げた。
3Q序盤戦は互いにシュートの精度も高く乱打戦の様相を呈したが、終盤戦に入ると両チームノーゴール状態が続く場面もみられたが、残り時間が3分を切るとスコアが動き出した。一色選手の3ポイントシュートや一色選手と石田選手のコンビプレーで連続得点を挙げた。
4Qには、両チームともに一進一退の攻防を続け、試合は最終局面に。岩手リードのまま試合時間が2分を切ったが、カウンターからモーリス・ハーグロー選手が決め再び千葉がリード。このリードを守りきって勝利を収めた。
この日の試合を振り返って、エリック・ガードーコーチは「bjリーグのバスケットボールらしいエンターテインメント性の高い試合ができた。ディフェンスが機能した事で得点の入らなかった時間帯に引き離されずに済んだ。日本人選手がDFでもOFでもいい働きをしてくれた」とコメント。この日の来場者数は617人だった。
翌31日に行われた船橋アリーナ連戦の2日目は、78-85で敗れたものの来場者は1792人を数えた。