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東船橋駅前で「第3回ひがふなフェスタ」 大船渡サンマや防災VR体験も

会場の様子

会場の様子

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 JR東船橋駅(船橋市東船橋2)南口のロータリーで10月1日、「ひがふなフェスタ2017」が開催され、延べ1万人(事務局公式発表)の来場者でにぎわいを見せた。

ステージの様子(関連画像)

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 同イベントは同運営事務局が主催、宮本自治会連合会協力。2015年から始まり今回が3回目となる。

 今回も東船橋駅南口付近一部を車両通行止めとし、ステージはAとBの2カ所のほかに新たに健康エリアのCステージを加えた。Aステージでは市場小学校、峰台小学校、宮本中学校、市立船橋高校、県立船橋高校の生徒によるダンスや楽器演奏、キッズダンス、フラダンスなどのパフォーマンスが披露された。Bステージでは地元中学卒業生によるバンド演奏や、プロバスケットチーム「千葉ジェッツふなばし」のフライトクルーチアリーダーズ「スタージェッツ」のチアダンスなどが披露され、多くの来場者が楽しんだ。Cステージではロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防のための体操や「笑いヨガ」などが行われた。

 出店ブースは16店舗で、ホンビノス貝の浜焼き、焼きそば、お好み焼きなどの飲食ブース、県立船橋高校茶道部の茶道体験コーナーや近隣病院の健康チェックなどが行われた。スポーツコーナーでは地元少年野球チーム「宮本ビーバース」のストラックアウト、クボタスピアーズのラグビー体験が行われた。

 同イベントの今回の目玉は岩手県大船渡市から取り寄せた「大船渡さんま」。東日本大震災後より、毎年義援金を送っていたことからつながりがあった。同イベントのために独自のルートをつくり、サンマ500匹を仕入れたという。14時前には完売という盛況ぶりを見せた。

 新企画も用意し、東船橋駅構内に同イベントテーマに沿った写真を展示。写真は一般公募で、地元の東船橋駅利用者や同イベント参加者などから写真が送られた。県内初導入の「防災VR(バーチャルリアリティ)」体験コーナー、地域活性の一環として開発した「ひがふな丼」も初登場した。丼にはホンビノス・のり・ニンジンなど船橋市の特産品が使われ、270食が昼前には完売した。

 「どんどん大きくなっていったイベントだが、あくまでも地元の人たちが楽しめるようなものを続けていきたい。ステージ出演者選出も地元に縁があるかどうかを大事にしている。現在はJR東船橋駅南口での開催だが、北口でもイベントを行いたい。いずれは南口と北口の同時開催が夢」とスタッフの伊藤哲也さんは笑顔で語った。

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