船橋市在住の中学生3人が1月25日~27日、北海道帯広市で開催される「第39回全国中学校アイスホッケー大会(平成30年度全国中学校体育大会)」に千葉県選抜チームの選手として出場する。
船橋市在住の3選手は、立石優羽(ゆう)さん(高根中2年・FW)、鶴岡滉大(こうだい)さん(旭中2年・DF)と長谷川貴光(たかみつ)さん(前原中1年・DF)。3選手は「船橋ドリームジュニアアイスホッケークラブ」に所属している。
同大会は地方大会を勝ち抜いた中学校の部活動のチームが出場。関東予選ではアイスホッケーチームの部活動があるのは栃木県だけ。その他の県はそれぞれ県内の選抜選手から成る合同チームが出場している。千葉県選抜チームの選手は県内のアイスホッケー3チームと東京、神奈川のチームに所属。千葉県内の学校に通う選手から選出され、15人が代表として全国大会に臨む。千葉県選抜チームは25日9時から、青森県八戸市立第2中学校と「帯広の森第2アイスアリーナ」(帯広市南町南)で対戦する。
千葉県選抜チームが全国大会に出場するのは、2017年以来2年ぶり。昨年11月24日に栃木県日光市で行われた関東代表決定戦で、千葉県選抜チームは神奈川県選抜チームに3-1で勝ち出場権を手にした。コーチの島田雄司さんは「全国大会は強豪ばかりで、攻められるのは想定内。堅実な守りからチャンスを逃さず点を取れれば」と話す。
立石さんは幼稚園の年長、長谷川さんと鶴岡さんは小学校低学年でアイスホッケーを始めた。練習場所はアクアリンクちば(千葉市新港)で、週に4回は通う。練習時間は同リンクの一般営業終了後の20時台以降と厳しい条件の中、アイスホッケーを続けてきた。
「アイスホッケーはスピードがあって迫力があるのが魅力」と3選手は口をそろえる。アイスホッケーは氷上の格闘技と呼ばれるほど激しいスポーツで、ボディチェック(制限あり)が認められている。3選手は「本場の北海道のリンクで試合できるのが楽しみ」と目を輝かせる。