船橋市に本拠地を置くプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」が9月3日、チーム結成後初の主催試合となるプレシーズンゲームをホームコートとなる船橋アリーナ（船橋市習志野台7）で行った。

　対戦相手は、2010年シーズンより同じく日本プロバスケットボールリーグ（ｂｊリーグ）に所属している「秋田ノーザンハピネッツ」。試合は、78―98で敗れたものの、随所にポテンシャルの高さを示すプレーを魅せ観客を沸かせた。

　この日、船橋アリーナに集まった観客は2087人。会場の総収容人数である4,000人には及ばなかったが、中学生以下の入場は無料とあって近隣小学校のミニバスケットボールチームや中学校のバスケットボール部とみられる団体客や家族連れも多く、幅広い世代の関心を集めた。

試合を観戦しに会場を訪れた半澤秀太くん（12）、寺内栄介くん（12）ら習志野台第一MBOのメンバーは「選手やプレーを間近で見られてよかった」と感想を話していた。

　試合は、第1クオーターで秋田が10点ほどリード。これを千葉が追いかける形で第2、第3クオーターが進んでいった。最大で30点近くあった点差は、第4クオーターで20点まで詰め寄ったが惜しくも届かなかった。

　試合の敗因について、「フリースローなど基本的な場面でのミスが多かった。初めての試合とあって緊張も見られた。結成後間もないので想定通り」とエリック・ガードー監督。今後については、「これまで練習でできた事を一つひとつ試合でもできるようにしていくだけ。リーグ優勝を目指したい」と意気込む。