市内の子育て支援に関わる情報を発信するイベント「子育て応援メッセ2020 in ふなばし」が11月1日から8日間、今年はオンラインツール「Zoom」や動画サイト「ユーチューブ」を使って開催される。
子育て世代に向け毎年開催してきた同イベントは、今年で18回目。開催当初から中央公民館(船橋市本町2)を会場とし、毎年約1000人の親子が会場を訪れていた。
今春から今年の開催について実行委員会で話し合い、新型コロナウイルス感染症により、これまでの人が実際に会場に集まっての開催は中止することに。一方、「子育ての支援を止めるわけにはいかない。一人でも多くのママ・パパの助けになる情報を発信したい」との思いから、オンラインツールを使用して開催することになった。
今回のイベント開催は、交流会形式で行うZoomと、好きなタイミングで動画を閲覧できるユーチューブでの2種類。
Zoom交流会は11月7日と8日の2日間。参加団体は8団体。それぞれ交流会やワークショップを行う。内容は安産のための体づくり「ママリュクス」は、帝王切開ママ座談会「産後ドゥーラ」、手形アート作りの「日本ふれあい育児協会」、手遊び・読み聞かせの「パルシステム千葉」、薬相談「船橋薬剤師会」、長津川プレーパーク生配信「プレーパーク船橋」、ベビーサイン初めて講座「ベビーサイン」、復職準備これだけ!講座を実施する「船橋ワーキングマザーの会」。
Zoom交流会の参加は事前申込制で、10月3日に受け付けが始まる。各イベントの詳細は子育て応援メッセホームページから確認できる。
ユーチューブでの動画配信は11月1日から。ベビーサイン、年齢別絵本の紹介、ヨガなど、ママ・パパ向けの情報を配信予定。千葉県小児科医会会長の佐藤好範先生の子育て応援講演会「第1部 どうしよう、子どもの救急・ケガ」「第2部 コロナ禍での子どもとの生活~小児科医会から保護者の皆さまへのメッセージ」も配信予定。
実行委員メンバーの飯沼菜津子さんは「講演会は、毎年抽選になるほどの人気。今年はユーチューブでの動画配信なので、ゆっくり、じっくり、たくさんの人に聞いていただける」と話す。「今まで会場が遠くて来られなかった人もオンラインで参加してもらえるようになり、新たな形でのイベントを提供していきたい」とも。
ユーチューブ内「NP法人子育て応援メッセinふなばし」のチャンネルから閲覧できる。