多目的スポーツコート「キャプテン翼スタジアム船橋」(船橋市山手1)が4月20日、イオンモール船橋屋上にオープンする。
(左から)ジェフユナイテッド千葉の髙田さん、フロムワンの伊藤さん、スタジアム店長の古田さん
同施設は、スポーツを通じて人々の生活を豊かにすることをミッションに掲げる「フロムワン」(東京都中央区)が手掛ける。フットサルコートを中心とした多目的スポーツ施設で、同社運営施設としては、船橋の施設が9カ所目で、これまで駐車場だった一部に建てられた。
「フロムワン」スポージアム事業部の伊藤達也さんは「場所は2年前に決定していたが、大型商業施設が備えなければならない駐車場台数との調整に時間を要した」と話す。
「スポーツが盛んなことに加え、年少人口の増加が見込まれる街であることが決め手となった」とも。
同施設は、キャプテン翼スタジアム初の屋外バスケットコートを備え、人工芝フットサルコート2面と屋外バスケコート1面で合計3000平方メートルの広さを誇る。
地域スポーツチームとの連携も積極的に行い、「ジェフユナイテッド千葉」によるサッカー教室や、「千葉ジェッツふなばし」によるバスケットボール教室の体験会など、開催が既に始まっている。
「ジェフユナイテッド千葉」の髙田健人さんは「これまではホームタウンの市原市、千葉市のみで教室を行ってきたが、将来的は千葉県内でもより都心に近い街にも展開もしていきたいと考えていた。そのような折フロムワン様からお声掛けをいただいた」と話す。
3月末から既に体験会を重ね、「柔らかな人工芝の上でのサッカーは、硬いグラウンドよりも安全なので、参加者のみならず保護者からも評判が良い」と髙田さん。同施設での「ジェフユナイテッド千葉」のサッカー教室は、大人や女子を対象としたものも展開していく予定という。
同施設の店長を務めるのは、横浜のスタジアムでの店長経験もある古田基さん。「サッカーのみならず、バスケやテニスも楽しめる施設。屋外なので感染症対策の面でも安心してスポーツに打ち込める。この場所からスポーツの魅力を発信していく」と意気込む。
営業時間は、平日=10時30分~20時30分、土曜・日曜、祝日=8時30分~20時30分。予約は同施設ホームページで受け付ける。