セブン-イレブン・ジャパンと「ペットボトル・リサイクル事業に係る協定」「環境分野に係る連携協定」を締結した船橋市内のセブンイレブン30店舗に2月15日、ペットボトル回収機が県内で初めて設置された。
セブン-イレブン・ジャパンは、ペットボトルを再原料化しペットボトルに戻す「ボトルtoボトル」を実施。同社では2017(平成29)年から店頭へのペットボトル回収機の設置を進め、全国1571店舗(2月15日時点)に回収機を設置している。
利用者は、ペットボトル5本を回収機に入れると電子マネー「nanaco」1ポイントを受け取ることができ、回収されたペットボトルは商品として生まれ変わる。
船橋市は昨年9月、日本大学生産工学部と「環境に関する連携協定」を締結。三番瀬や海老川でマイクロプラスチック実態調査を行うなど、海洋プラスチック問題についても積極的に取り組んでいる。
セブン-イレブン・ジャパンとの「環境分野に係る連携協定」では、快適な都市環境の実現、豊かな自然環境の保全と共生の実現、脱炭素化と循環型社会の実現を目的に協定を締結した。
食品ロス削減やプラスチック削減など、地球温暖化対策のために市が実施する環境に関する事業のポスター掲示など、周知啓発についても連携を図っていくという。