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習志野台団地自治会、市内農家の野菜販売 地域住民の交流目指し開催

今回の企画に関わった役員メンバー。(左から)磯さん、森川さん家族、松山さん

今回の企画に関わった役員メンバー。(左から)磯さん、森川さん家族、松山さん

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 習志野台団地管理事務所・集会所前の広場で3月2日、習志野台団地自治会による市内農家「重兵衛農園」(高根町)の野菜販売イベントが初めて行われた。

重兵衛農園の仲村さん夫婦

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 主催は習志野台団地自治会。「国産の野菜を食べ続けたい」と願う80代の磯さんと、フリーペーパー「ちいき新聞」(八千代市)のリポーターでもある森川佳代さんの2人の同会役員が協力して開催に至った。

 森川さんは昨年12月、廃棄野菜救出プロジェクトなどを仕掛けている市内農家「重兵衛農園」を紹介する記事を「ちいき新聞」に掲載した。その記事を見た磯さんが森川さんに連絡し、「国産の野菜を大事にしたい。産地直送の野菜を団地の皆さんにも食べてほしくて企画した」と話す。

 イベントに協力した重兵衛農園の園主・仲村学さんは「移動販売で金杉台団地での販売会も開いたことがあるが、買い物に行くこと自体が不自由な方もいる。困っている人の助けになることであれば、いろいろとやっていきたい」と話す。

 当日は、自治会役員で広報担当の松山飛鳥さんが掲出したポスターや、自治会のインスタグラムなどを見た地域住民が集まった。

 森川さんは「今はなかなかイベントができず、人が集まって話すことも難しいが、こういう場があることで、外に出たり、久しぶりに誰かと会って会話をするきっかけになれば」と話す。「今後は月1回程度、定期的に販売会を開いていきたい」とも。

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