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船橋市がシェアサイクル事業 船橋駅周辺にサイクルポート14カ所

東船橋駅のサイクルポートに止まっている電動アシスト自転車

東船橋駅のサイクルポートに止まっている電動アシスト自転車

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 船橋市は4月1日、交通の混雑緩和、環境への負荷低減、市民の健康増進などの効果が期待できる自転車利用を促進するため、「船橋市シェアサイクル事業」を始めた。

利用可能な自転車がどこにあるかをアプリで確認できる

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 シェアサイクルは、専用のサイクルポート(駐輪場)が設置されている場所であれば、どこでも自転車を借りて返すことができるサービス。「OpenStreet」(東京都港区)と市が共同で2027年3月31日まで、同事業を実施する。
サイクルポートは、自転車利用の需要が多いと想定されるJR船橋駅を中心に約2キロ圏内に合計14カ所設置。設置箇所は船橋駅の南口・北口に各2カ所、船橋駅第16駐輪場、市民文化ホール・中央公民館、船橋市役所、大神宮下駅、浜町公民館、海神公民館、新船橋駅、地方卸売市場、東船橋駅、総合教育センター。サイクルポートでは100台程度が駐輪できる自転車ラックを設置。貸し出し用として、電動アシスト自転車70台程度を導入。利用状況によってはポートの増設なども検討する。

 利用方法は、事前に「OpenStreet」が展開しているシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」のサイトまたはスマホアプリで会員登録を行い、利用したいサイクルポートの自転車を予約して利用を申し込む。予約すると予約番号が発行され、自転車に付いている操作パネルに入力して利用を始める。

 同事業は「HELLO CYCLING」と相互乗り入れが可能で、既存の24カ所のサイクルポートや近隣市のサイクルポートを利用することも可能となる。

 利用料金は、5月8日まで=15分ごとに70円(上限は12時間1,000円)、同9日以降=30分ごとに130円、延長料金15分100円(上限は同1,800円)。

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