船橋市役所本庁舎北側で10月26日~28日の3日間、「食べもののムダをなくそう!食品ロス削減フェア」が開催される。
10月の「食品ロス削減月間」に合わせて開く同イベントは、食品ロス削減に積極的に取り組む市内の生産者や加工品取扱事業者による規格外野菜や加工品などを販売するもの。各日5~6店が出店する。
主催する船橋市廃棄物指導課の高田龍一さんは「新聞やタウン誌などで、市内の事業者が規格外の農産物を使って加工品や飲食物を作っていることを知った。廃棄物指導課としても、SDGsの観点から食品ロス削減に取り組んでいる事業者に対し、PRする機会を提供することが取り組みの推進につながると考え、今回のイベントを企画した」と経緯を話す。
同イベントは、昨年開催した「ふなばしイブニングマーケットの延長線」としながらも、少し観点を変えた趣向となっており、食品ロス削減に取り組む市内事業者のパネル紹介や食品ロスに関するアンケートなども予定する。その他、数量限定で期限が迫った防災備蓄品(飲料水)の無料配布も行う。
高田さんは「食品ロス削減は、事業者だけ、消費者だけで成立するものではなく、事業者と消費者が一丸となって取り組むことが大切。出店事業者の取り組みを見て、話を聞いて、実践できるものは実践して、食品ロス削減に対する意欲・関心を深めてほしい」と呼びかける。
開催時間は14時30分~17時。小雨決行。