船橋市中山地区で現在、「中山のおひなまつり」が行われており、下総中山駅から中山法華経寺とその周辺までの地域が、ひな祭り一色になっている。
安房神社では社殿に展示=船橋・中山地区で「中山のおひなまつり」 法華経寺周辺がひな祭り一色に
主催は中山まちづくり協議会。市川市と船橋市にまたがる地域住民らが一体となって開催する恒例のイベント。今年で13回目を迎える。
法華経寺や周辺の寺社をはじめ、中山地区の商店会の約70カ所で七段飾りやつるしびななどのひな人形を展示。参加するのは、下総中山駅から黒門までの中山商店会と黒門~法華経寺の中山参道商店会、若栄会の3つの商店会、さらに駅南側の本中山飲食業組合など。
法華経寺のひな人形は七段飾りだけで15セットを設置。法華経寺周辺にある安房神社や奥之院、清華園でもいくつもの七段飾りが展示されている。同協議会の松丸容理子さんは「おひなさまの飾りつけは何十人も集まって一日がかりで行う大変な作業。中山町会をはじめ、地域の皆さんが協力してくれている」と話す。壮麗な社殿や本殿の中に飾られたひな飾りの独特の雰囲気も見どころの一つになっている。
ひな人形の展示以外にも、ビスタ(中山堂)でのミニコンサート、紙細工でおひなさまを作るワークショップ、紙芝居や読み聞かせ、神田松麻呂さんの講談、おひなさまツアーなどのイベントを行う。
期間中、帝京大学小笠原ゼミによる中山フォトコンテスト、お絵描きコンテストを行い、優秀作品に賞品を贈る。
3月5日まで。