船橋市出身・在住で日本ガチャガチャ協会(東京都中央区)代表理事の小野尾勝彦さんが9月15日、35年に及ぶガチャガチャ業界での経験をまとめたビジネス書「ガチャガチャの経済学」(プレジデント社)を出版した。
ビジネス書としてガチャガチャ本を出版=船橋出身・在住の小野尾勝彦さん
小野尾さんは日本に「ガチャガチャ」が入ってきた「ガチャガチャ元年」と呼ばれる1965(昭和40)年生まれ。1994(平成6)年、ガチャガチャメーカー「ユージン(現・タカラトミーアーツ)」に入社後、数多くの商品開発に携わり2019年に独立した。
現在は、プラスチック削減を目的とした紙カプセル開発やコロナ禍にリリースしたQRコード決済「ピピットガチャ」販売促進などのほか、ガチャガチャコンサルティングや商品企画・販売戦略など業界の普及・促進に尽力している。
同書では、現在610億円市場といわれるガチャガチャ業界をビジネス的側面から詳細に分析し、日本独自の文化として発展してきた歴史的背景を紹介する。その他、業界をけん引してきたフロントランナーとの対談や今後のガチャガチャ市場の予測、経済アナリスト・森永卓郎さんとの対談も収録。
出版を記念して旭屋書店船橋店(東武百貨店内)で10月21日14時から、記念イベントを開催。同店での同書購入客にオリジナルクリップが入ったガチャを回せるQRコードを進呈。21日にQRコードを持参すると小野尾さんから「日本ガチャガチャ協会会員証」が手渡され、会員に任命される特典も用意する。
仕様はフルカラー168ページで、価格は1,870円。船橋市内では、ときわ書房各店、旭屋書店船橋店、ジュンク堂書店ビビット南船橋店などで販売。