パンのイベント「もぐもぐマルシェ」が9月24日、イオンモール船橋(船橋市山手1)で初開催され、約1000人が来場した。主催は、同所で毎月「ひるマルシェ」を開催するなど、市内を中心に多くのイベントを手がける「Mamachi(ママチ)」。
県内のパン店5店、焼き菓子1店、コーヒー2店の計8店が出店。開場前から多くの人が列を作り、全てのパンが午前中で売り切れるほどの盛況だった。イオンモール船橋の担当者は「予想以上の来場があり、驚くとともにとてもうれしい。今後も開催できれば」と話す。
各店のパンが勢ぞろい=イオンモール船橋で初のパンイベント「もぐもぐマルシェ」
パンのブースは「あんバターサンド」が看板商品の「べーぐるきっちん」(四街道市)、食パンやめんたいフランスなどをそろえる「sakunanapan(さくななパン)」(前原東)、ハード系のパンが人気の「bakery ninopan」、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を提供する「アオザイレストラン」(西船)、クロワッサンが人気の「Bon Appetit」(塚田。9月30日で閉店)が出店。
焼き菓子のブースとして出店したのは、習志野市の「cafe fikasmysa」。管理栄養士でもある店主が素材にこだわったフィナンシェやクッキーが並んだ。
コーヒーのブースには、すっきりとした味わいで人気だという「炭酸コーヒー」を用意する「K-coffee」、飲みやすくブレンドしたという「スペシャルティコーヒー」を提供する「ANYTIME COFFEA」(市川市)が出店した。
Mamachiもブース出店し、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいの他、ボードゲームで獲得した点数に応じてキャラクターカードなどの景品が当たる「縁日コーナー」を設け、親子連れが買い物と共に楽しむ様子が見られた。
インスタグラム見て訪れたという市内在住の30代女性は「もっとたくさんの店で購入したかったが、売り切れてしまって残念。コーヒーとパンやお菓子の香りで、遠くからでも会場が分かった。次回があれば、また来たい」と話していた。