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法華経寺周辺で「中山のおひなまつり」 70カ所超にひな人形やつるしびな

法華経寺にはたくさんの七段飾りが=法華経寺周辺で「中山のおひなまつり」

法華経寺にはたくさんの七段飾りが=法華経寺周辺で「中山のおひなまつり」

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 船橋市と市川市にまたがる中山地区で2月17日、「中山のおひなまつり」が始まった。期間中は下総中山駅から中山法華経寺(市川市中山2)までとその周辺地域が、ひな祭り一色に染まる。

小学生が作った「つるしびな」=法華経寺周辺で「中山のおひなまつり」 

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 中山まちづくり協議会が主催し、今年で14回目を迎える同イベント。法華経寺周辺の中山商店会・中山参道商店会・若栄会の3つの商店会や、下総中山駅南側の本中山飲食業組合の店舗などにひな人形を飾る。近隣の幼稚園や小学校の子どもたちが制作した絵画やつるしびなも、さまざまな場所に展示する。

 法華経寺の本殿には10以上の七段飾りや、大小さまざまなひな飾りを設置。安房神社の昭和初期のひな人形や奥之院の「御殿雛(びな)」も見どころの一つで、世界的にも有名な人形師・原米洲(べいしゅう)の作品も数カ所で目にすることができる。

 期間中はひな人形の展示以外にも、中山町会会館でのミニコンサートを開くほか、2月23日には「おひなさまツアー」(参加無料)も開催。当日10時、JR下総中山駅に集合する。併せて、赤門前駐車場ではバルーンアート、中山町会会館で紙芝居、参道商店会・旧宝月堂では「よみっこ」(よみきかせ)イベントも行う。

 紙細工などでひな人形を作るワークショップも開催。2月21日・26日・27日=つるしびな、同24日=毛糸のモチーフ、同25日=紙細工ミニおひなさま、同28日=折り紙、3月2日=カラフルなモールアート・小さな動物作り。24日には法華経寺本院で「四中茶道部によるお呈茶」を行うほか、25日には「着物でひなめぐり」も行う。3月3日には法華経寺本院で11時から四中吹奏楽部による演奏、13時から「櫻川流かっぽれ」の演舞、14時から神田松麻呂さんの講談も行う。

 開催初日は好天に恵まれ、多くの見物客が訪れた。特に今年は外国人観光客の姿が目立つという。期間中、帝京大学小笠原ゼミによる「中山フォトコンテスト」も行い、優秀作品には賞品が贈る。

 中山まちづくり協議会の杉山巳佐喜(みさき)さんは「法華経寺をはじめ、奥之院や安房神社に七段飾りのひな人形をたくさん飾っている。昨年は閉鎖しされていた清華園も開き、飾り付けができた。各商店会の飾りを合わせると70カ所ほどになるのでは。地域を挙げてのひな祭りを、ぜひ楽しんでほしい」と呼びかける。

 3月3日まで。

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