10月に開催される船橋最大の音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」のPRとして9月25日、船橋駅周辺の飲食店を舞台にした音楽イベント「バックストリートミュージック（以下、BSM）」が開催される。

8月の出演者とスタッフたち

　当日は18時～21時の間、約5組の演奏者にそれぞれスタッフ1人が同行し、「流し」のように各店を回って演奏する。1店舗につき15分程度（3～4曲）を披露し、30分ごとに次の店へ移動する形式。演奏者は「投げ銭」を受け取ることもできる。

　舞台になるのは、「アジアンダイニング SAHARA」「地中海創作ダイニング エルバルコ船橋」「BISTRO LAMPE」「居酒屋革命 酔っ手羽 船橋店」「東大門」「大衆居酒屋 呑んだくれ 船橋店」「一九 船橋南口本店」「沖縄屋台村めんそーれ」の8店舗（予定）。

　ふなばしミュージックストリートは、「音楽の力によって、ふなばしというまちを元気にしたい」「人々の心を動かし、また訪れたいと思ってもらえるまちづくりを」という理念を掲げて2014（平成26）年にスタートし、今年で12回目。BSMは2018（平成30）年の第5回開催前に初開催。「飲食店で流れているBGMが生演奏だったらもっとすてきなのでは」という発想から誕生したという。

　当初は日曜昼間に行っていたが集客が伸び悩み、コロナ禍での中断を挟んで2023年の第10回で夜の時間帯に再開。以降は月1回の開催に加え、本番直前の平日3日間にも実施している。2024年には7～9月に月1回、今年は4～9月に月1回と開催期間を拡大した。

　主催する船橋ミュージックストリート実行委員会の副実行委員長・松田道郎さんは「当初は本番のPRが中心だったが、今ではミュージックストリートの一つの企画として定着している。将来的には年間を通して展開し、街を音楽で彩る機会をさらに広げていきたい」と意欲を見せる。

　10月は14日～16日の3日間開催。