船橋競馬場(船橋市若松1)で11月15日、船橋青年会議所まちづくり委員会によるイベント「まちの魅力文化祭」が開催され、終日、多くの人でにぎわった。
主催は船橋青年会議所まちづくり委員会。同委員会委員長の伊藤隆盛さんは「船橋には新しく船橋に引っ越してきた人も多い。新しい船橋市民の方にも地域の深い部分を知ってほしい」と、船橋の魅力を一堂に集めたイベントを目指した。
市内の魅力ある飲食店の出店やアーティストステージだけでなく、副委員長の後藤憲亮さんが一次生産者とつながった事業を展開していることから、同イベントでも多くの市内一次生産者が出店。キウイ農家「青山キウイフルーツ農園」(馬込町)やイチゴ農家「アンデルセンいちご農園」(楠が山町)も出店したほか、船橋市内で洋ナシの生産をしている「井戸梨園」(三咲5)も出店した。
飲食出店者では、「普段はあまりイベントに出店していない」という「シーガルダイニング」(本町)や「ピザヨッカー」(三咲ほか)、「ネオ大衆酒場隠れ家」(本町)なども出店し、「フルーツカクテル&料理 Bar篠崎」(本町)では来店者が自分で生ハムをスライスするワークショップも行った。
総合建設業を営む「日本都市」(藤原)は「働く車の展示・体験」を行ったほか、市内に本拠地を構えるBCリーグに所属するプロ野球チーム「千葉スカイセイラーズ」のブースでは選手がブースに立ち「ストラックアウト」を行うなどして子どもたちとコミュニケーションを図ったほか、船橋警察署の協力でパトカー展示などもあった。
船橋青年会議所の林利憲理事長は「開催に当たってはたくさんの協賛も頂き、皆さんの力で無事に開催できた。来年、船橋青年会議所では大きなイベントを主催する予定もあり、今回の経験がそこに生かせれば」と話す。