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船橋・藤原の介護老人保健施設、「おらがまちの病院」目指し支援呼びかけ

弘仁会の梶原崇弘理事長(左)

弘仁会の梶原崇弘理事長(左)

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 船橋市藤原にある介護老人保健施設「ロータスケアセンター」(船橋市藤原5)が、地域住民や子ども、高齢者の交流拠点化を目指す新たなプロジェクトを始動した。

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 医療法人弘仁会が運営する同施設は、看護・介護・機能訓練を通じ高齢者の在宅復帰支援を行っている。法人が理想として掲げる、「病院は病気を治すところではなく、健康をつくるところ『健院』」という理念に沿って運営してきた。

 同施設ではこれまでも、旧施設を解体する際には、地域のスポーツチームや利用者の家族、美大生を巻き込んだ「解体祭」を開いたほか、高齢者と園児の交流イベントを行うなど、地域と施設をつなぐ役割を果たしてきた。

 新たなプロジェクトでは、施設内にアクアポニックス(魚養殖と水耕栽培の循環型システム)を設けるほか、栽培した野菜やハーブを地域に還元する仕組みを構築する。システムは高齢者や子ども、障害のある人も参加しやすいよう設計し、農作業体験や収穫体験を通じた多世代交流を目指していくという。将来的には収穫物を地域マルシェや地域カフェで活用する計画もある。こうした食育や農育の実践を通じて地域の人々が集う「おらがまちの病院」となることを目指す。

 同法人担当者は「医療や介護だけでなく、地域の人々が日常的に集い学び合える場をつくる」と意気込む。

 現在、クラウドファンディングで支援を呼びかけている。目標額は500万円で、集まった資金は運営費や設備整備費に充てる。支援者には栽培体験チケットや収穫物セットなどのリターンを用意する。1月29日時点で目標の約4割の支援が集まっている。募集は3月31日まで。

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