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船橋のプラネタリウム館で天文講演会 発見から5年超「習志野隕石」テーマに

船橋市総合教育センター プラネタリウム館の外観(提供写真)

船橋市総合教育センター プラネタリウム館の外観(提供写真)

 船橋市総合教育センター「プラネタリウム館」(船橋市東町)で3月7日、国立科学博物館(東京都台東区)名誉研究員・米田成一さんによる「天文講演会 習志野隕石(いんせき)と地球外物質研究」が開催され、約70人の参加者が耳を傾けた。

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 同講演会は、2020年7月2日未明、関東地方の上空を流れた火球に伴って落下した「習志野隕石」の発見から昨年で5年を迎えたのを機に企画した。

 講演では、隕石の起源や種類のほか、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワのサンプルと隕石の関係、隕石から分かる太陽系の成り立ちなどについて解説し、習志野隕石についても紹介した。

 習志野隕石の最初の破片が習志野市内のマンション敷地内で発見され、「習志野隕石1号」と名付けられた。7月22日に同じ隕石の破片と見られる「習志野隕石2号」が船橋市内のアパートの屋根付近で、10月25日に「習志野隕石3号」が同市内のスーパーの駐車場で、それぞれ見つかっている。

 米田さんは「最初に破片が見つかったマンションを調査している時、私も小さい欠片を一つ拾った。30年ほど隕石の研究をしてきたが、隕石を実際に見つけたのはこの時が初めて」と当時のエピソードを明かす。

 同館・チーフ解説員の藤田康仁さんは「隕石の研究の成果について具体的な紹介があり、地上での隕石の研究が宇宙と結びついていることが分かった。日本に古い隕石がとても多くあるという事実も興味深かった」と振り返る。

 米田さんは「隕石を調べることで、太陽系がいつ生まれ、どのように進化してきたのかが分かってきた。太陽系の年齢は45億6700万年。数字が並んでいて覚えやすいのでぜひ覚えて、周りの人に覚えた知識を自慢してみてほしい」と呼びかけ、会を締めくくった。

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