中山法華経寺(市川市中山2)周辺で10月15日・16日、恒例の街歩き企画「中山街回遊展」が開催された。今年は、参道にある「黒門」と市川市側の「中山参道商店会」の改修工事が完了したことを記念して開かれた。
「回遊展」は、市川市が「街を歩きながら地域文化を知り、その街で魅力を再発見するとともに文化芸術を通して多くの人々との交流を図る目的」で1999年に始めた街歩き企画。スタンプラリーの実施や散歩マップの作成、街に眠る観光資源などの発掘をセットにしたもの。これまで、市川市真間地区、国府台矢切、曽谷地区など市内各地で行っている。
中山街回遊展は、法華経寺参道にある市川市側の中山参道商店会(29店)と船橋市側の中山商店会(101店)が共同で開催。中山街回遊展実行委員会には船橋市教育委員会からも実行委員としてメンバーが参加している。
メーンとなるスタンプラリーでは、総合案内所を含めJR線下総中山駅から法華経寺までの参道を中心に18カ所を紹介。スタンプラリーポイントは14カ所で、10カ所以上のスタンプを集めるとゴール地点でお菓子を進呈した。
併せて、市川・船橋両市の地場野菜や海産物、手作りの民芸品や手芸などを展示販売する「なかやま賑(にぎ)わいマルシェ」(24店)や両商店会で同時に行われた協賛セール、法華経寺境内で東儀秀樹さんを招いて行われた「完成式典記念コンサート」なども開かれた。