北習志野駅近くの2つの商店街「JuJuきたなら」「ビアーレきたなら」で10月23日、「ハロウィーンまつり」が開催され、約600人が歩行者天国となった街を練り歩いた。
当日、小学生に食育を学ばせる「やみなべ風 芋煮」と、仮装をして親子で参加する「ハロウィーンまつり」が行われた。「やみなべ風 芋煮」には、ならしの台アスレチックスポーツ少年団(船橋市習志野台)から小学生50人、保護者20人が参加。当日までにどのような具を入れるか、味つけはどのようにするかなど、準備を小学生が行い、これを保護者が手伝う形で進められてきた。
準備段階では「納豆が好きだから納豆を入れてみたい」「キムチを入れたらおいしいのでは」など子どもたちの自由な発想で活発な意見が出し合われたという「やみなべ風」も、最終的には豚肉・タマネギ・白菜・ダイコン・ニンジン・長ネギ・カボチャ・豆腐などの具を使ったみそベースにしょうゆ味が加わった「芋煮」ができあがり、商店街利用者らに1杯100円で振る舞われた。
「ハロウィーンまつり」は北隣の「ビアーレきたなら商店会」と合同で開催し、仮装した参加者にはイベント特製の袋を配布。JuJuきたなら側で3カ所、ビアーレきたなら側で4カ所用意されたポイントに行き「トリック・オア・トリート」と声を掛けることで、お菓子がもらえる仕組みで行われた。
幼児から小学生までの子どもたちが商店街を埋め尽くす様子に、通りがかった吉福枝美子さん(68)は「ちいさい子どもたちはかわいいわね。孫が遠くに住んでいるので思い出す」と目を細めた。