中山競馬場(船橋市古作1、TEL 047-334-2222)で12月6日、毎年恒例のイルミネーションコンサートが始まった。
この日は、フライパンを使って演奏をする「ルロット・アンサンブル」が登場。リーダーの浜川慎司さんはフルーティストであり、同時にフライパニストとしても活躍している。
以前、家にある音が出る物を持ち寄ってオーケストラと共演するというコンサートを開催、フライパンの音に可能性を感じ、楽器としてのフライパンを追求するようになった。 最大21個のフライパンを鉄琴のように配置し、約2オクターブの音を出すことが可能になり、さまざまなジャンルの音楽を演奏するようになったという。
フルートとバイオリン、ピアノ演奏によるクリスマスソングやクラシックにフライパンの演奏も加わり、バイオリニスト葉加瀬太郎さん作曲の「エトピリカ」などが演奏され、観客は一風変わった演奏に拍手を送った。
イルミネーションコンサートは12月24日まで、各週末などに開催される。今後の出演者は、外国人デュオの「Glynis&Argie」と「Alex Walker」、ブラジリアンミュージックの「BAND SAMBA NOVA」、カントリーミュージックの「片山誠史」、ポップ・インストゥルメンタルの「西多摩社中」、スティールパン・ユニット「Herb notes」、三味線&バイオリンユニット「沙羅璃」、ハンドベル・ミュージック「ひとみbell」、外国人バンド「THE BEAGLES」などが予定されている。
演奏時間は16時45分~、18時~、19時30分~、競馬開催日のみ。