千葉県立行田公園（船橋市行田2）で8月7日、今回で20回目の記念大会となる「行田公園100キロ・リレーマラソン大会」が行われた。主催は行田公園でジョギングやマラソンを楽しむ行田公園走友会。

　同大会は、20年前「走り込み不足になりがちな夏の暑い時期、みんなで一緒にトレーニングをしよう」と行田公園でトレーニングする数チームが集まって始まった。1周約1キロの周回コースを100周回り優勝を競うが、ゴールテープを早く切ったチームが優勝するのではなく、あらかじめ宣言した「宣言タイム」に最も近かったチームが優勝になるという独特のルールを採用。そのため、小学生から老齢ランナーまで幅広い世代のランナーが参加する。

　この日の参加は40チーム、約400人。朝6時のスタートから最も早いチームが昼前に100周を終え、最も遅かったチームでも14時ごろには100周を走破した。

　　優勝は「塚田JS」。宣言タイム7時間42分00秒に対し0.04秒誤差・準優勝は「ふなっち」。宣言タイム6時間40分00秒に対し0.37秒の誤差。今大会は1位から3位までが誤差1秒以内という、記念大会にふさわしいハイレベルな争いとなった。当日は、東日本大震災の寄付も呼び掛けた。