プレスリリース

株式会社ハミングバードと千葉県市川市は、『災害発生時における無人航空機による情報収集等に関する協定』を締結しました

リリース発行企業:株式会社ハミングバード

情報提供:


(左から市川市 田中 甲市長、ハミングバード鈴木 伸彦)
ドローンスクール東京を運営する株式会社ハミングバード(東京都渋谷区 代表取締役:鈴木伸彦)と千葉県市川市(市長:田中 甲)は2024年5月23日「災害発生時における無人航空機による情報収集等に関する協定」を締結しました。

本締結により災害時において市川市より指示を受けたハミングバードおよび提携パイロットは、人が立ち入ることができない危険な場所での被災状況の調査を、ドローンを活用して行うことが可能になります。

市川市役所で開かれた締結式では、ドローンの現場での活用方法などが話し合われ、またデモ飛行などを通じ、活発な意見交換が行われました。

坂倉マスターインストラクターから田中市長へドローンの機能を説明
協定締結までの経緯

株式会社ハミングバードは、2018年より都内を中心に「ドローンスクール東京」の運営を行っていましたが、2023年より市川市に「テクニカルセンター」を立ち上げました。

テクニカルセンターは、関東では最大級の屋内ドローン専用の飛行場として、ドローン講習のほか国家資格における実地修了審査会場としての利用、さらにはドローンを活用した様々な勉強会やイベントを開催してまいりました。

テクニカルセンターの立ち上げ以降、市川市とドローンを活用した連携関係を築き、これまで職員向けのドローン活用講習や体験会などを開催してきました。

市川塩浜のドローンスクール東京テクニカルセンター

ドローン活用勉強会での様子
市川市の地形・特性

市川市は千葉県北西部に位置し、北は松戸市、東は船橋市と鎌ヶ谷市、南は浦安市に隣接し、東京湾に面しており、西は江戸川を隔てて東京都江戸川区・葛飾区と相対しています。

河川は、江戸川及び旧江戸川、真間川等9つの一級河川が流れており、分流・合流を経て、 最終的に東京湾に注いでいます。北部を流れる国分川や大柏川が川沿いに谷底低地を形成しています。

70%が市街化区域であり、都市化が進んでいます。一方、北部地域を中心に市域の29%が市街化調整区域となっており、低・未利用地が点在しています。
用途地域では、第1種低層住居専用地域が35.3%と最も広く、木造住宅が多く広がっています。臨海部は、工業系の用途となっており、化学製品工場や石油等のコンビナートが多く点在し、近年では物流の拠点が増えてきています。
市川市では高齢化や核家族化の進展により、市街地では空き家が増加しています。さらに、基準を満たしていない危険ブロック塀が多く存在しており、地震時に倒壊する危険性が懸念されています。

2011年に発生した東日本大震災では最大震度5弱を観測し、沿岸部を中心に液状化現象が発生するとともに、多くの住宅や事業所、公共施設等が被害を受けました。
協定による連携事項

このような市川市の地形・特性を鑑みた上で、ハミングバードとしては以下6点の活動を取り組んでまいります。
- 被災状況等の情報収集及び調査
- 市川市へ撮影した情報の提供
- 被災者の捜索
- 合同での防災訓練の実施
- ドローン利活用に関する技術的支援、助言
- その他、市川市とハミングバード協議の上、決定した事項

株式会社ハミングバード(ドローンスクール東京)について

ハミングバードは、最先端テクノロジーとサービスを事業者や個人に提供し、ドローン事業の無限の可能性を形にし、優秀な人材を育成して産業発展に貢献する目的で設立。
日本初の商業施設内のドローンスクールとして、2018年11月に「ドローンスクールお台場本校」を開校。2021年7月からは新宿マルイメン6階に「ドローンスクール新宿」を開校。2022年11月からは、「ドローンスクール横浜」も新規開校しました。
また全国に提携校を展開し、グループ全体で累計5,000人以上の卒業生を輩出しています。

ドローンスクール東京は国土交通省の登録講習機関として、国家資格である一等無人航空機操縦士(一等資格)及び二等無人航空機操縦士(二等資格)の講習を行っています。

専門資格を有したインストラクターが15名在籍しており、ドローンスクールの運営以外にも、ドローンを活用した空撮や点検業務、災害時支援を行っています。

ドローンスクール東京クルー

防災訓練の様子

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