一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県(千葉県千葉市中央区、代表理事:麻生恵)は、これまで当団体が行ってきた、ごみ拾いとジョギングを掛け合わせたスポーツ「プロギング」とそのツールの貸出・集めたごみを回収する「プロギングステーション」を体験してもらう『PLOGGING MAKUHARI』の企画に、環境と密接にかかわるアクティビティ『ビーチサッカー』の要素を加えたイベント『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』の第1回を開催いたしました。当日はサッカーファンを中心とした多くの参加者が集まり、北澤豪さんやビーチサッカーの現役プロ選手とともにプロギングとビーチサッカーを楽しみました。プロギングではごみを拾いながら街中や海岸のごみ状況を実際に見ていただき、ビーチサッカーではきれいな砂浜であることの必要性を感じてもらったことで参加者の海洋ごみ問題に対する関心の高まりが感じられました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト:https://www.ploggingchal.com/

・開催概要: プロギングとビーチサッカーを通して海洋ごみ問題への意識・行動の変容を促すプロジェクトイベント
・日程: 8月31日(日)15時30分~18時30分
・開催場所: 高円宮記念JFA夢フィールド(〒261-0022 千葉県千葉市美浜区美浜11)
・参加人数: 44名
・主催: 一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県
・協力団体: 公益財団法人日本サッカー協会、LIGHTSHIP Inc.
・後援: 一般社団法人日本ビーチサッカー連盟、NPO法人全国ラジオ体操連盟、千葉市
・オフィシャルサプライヤー:千葉テレビ放送株式会社
・集めたごみの量
燃えるごみ:41.6kg
ペットボトル:10kg
ビン・缶:7kg
=総重量60.8kg
プロギングとビーチサッカーをかけ合わせた初めてのイベントとなった今回、元サッカー日本代表でJFA技術委員会シニアアドバイザーの北澤豪さんとレーヴェ横浜(https://www.loeweyokohama.com/)所属の赤熊卓弥選手・古里健選手、東京ヴェルディBS(https://verdy-bs.net/)所属の茂怜羅オズ選手・上里琢文選手が参加。フリーアナウンサーの泉水はる佳さんのMCのもと、イベントの冒頭では、参加者全員でラジオ体操を実施しました。だんだんと減ってきたラジオ体操の機会ですが、久しぶりに行うと皆に笑顔が広がります。
その後、チームごとにスポGOMI(https://www.spogomi.or.jp/)のポイント形式でのプロギングを実施。一斉にランニングをはじめ、各チームが必死にごみ拾い。海岸や脇道に落ちたごみを拾い、改めてこれらが海に行きつき、海洋ごみへと変わってしまう実態を感じてもらうことができました。

ゲストの5名はチーム『北澤ジャパン』としてスペシャルチームを結成!選手の強みである体力や体のリーチを活かし、わずか40分程度で約14.3kgのごみを集め、断トツ1位で前半戦のプロギングを終えました。
砂浜の環境が良くないとプレイできないビーチサッカーも海洋ごみ問題と密接な関係があります。会場のピッチカリオカはビーチサッカー専用コート。ごみがあると足を切ってしまい、非常に危険なのでこのコートは常に新品の砂を補充するほど厳密に管理されています。今回のイベント参加者の多くは普段からサッカーをプレイしている子どもたち。実際にごみを拾ったあと、ビーチサッカーピッチでのびのびとビーチサッカーを行うことで海洋ごみ問題のせいで自分たちがスポーツをできなくなる可能性を感じてもらいました。
日本サッカー協会の今井さんによるビーチサッカーコンテンツはとても白熱。ドリブルリレーやコーン当て競争など、一見簡単そうなゲームでも砂の上になったとたん難易度があがり、参加者も思うように動けない中でポイントを競っていました。イベントの最後はエキシビションマッチとして北澤さん、赤熊選手、古里選手、茂怜羅選手、上里選手の5名によるドリームチームと各チームが対戦。
選手たちによるオーバーヘッドシュートが炸裂し、日本代表経験選手たちの技術力に完敗するチームが続出の中、点数を決めることができた参加者は本気のよろこびを表現していました。
最終的な優勝チームは『北澤ジャパン』。ゲストチームが2位に圧勝したため、2番手チームを優勝とさせていただきました。
北澤さんからは海洋ごみ問題が深刻化するなか、ビーチサッカー選手たちもしっかりと海洋ごみ問題に取り組んでいることが紹介され、選手たちからもごみのない環境がいかに大切かを説明いただきました。

第1回 PLOGGING MAKUHARI PLUS+を終えて、MC泉水はる佳さんのコメント
北澤さんをはじめとした豪華ゲスト、参加者のごみ拾いへの熱量、実際に拾ったごみの総重量、全てがパワーアップしていました!回を重ねるごとに参加者同士が仲間になっていく感覚。一人では心が折れてしまって続けるのが難しいと感じてしまうことも、仲間がいれば楽しみながら続けられる、まさにそんなチームになってきたように感じます。
夕暮れ時ビーチサッカーのピッチで汗を流す参加者の姿は輝いていました!上里選手の「何事も全力でやろう!ごみ拾いもやるからには全力で!」アスリートの皆さんのその姿勢や考え方に、毎回刺激をいただきます。最高の夏の思い出ができました!
今回のプロギングとビーチサッカーのアクティビティを通して海洋ごみ問題に取り組むイベントは出演者・参加者共に大変高い評価をいただきました。PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025は第2回として9月20日(土)に次回開催いたします。次回も参加者がプロギングで回収したごみの量や種類によってポイントを獲得し、その後、高円宮記念JFA夢フィールド内にある、国内でも数少ないビーチサッカー専用ピッチを使用して、ビーチサッカーのミニゲームでさらにポイントを加算。2つのスポーツで競い合う、チーム対抗型のサステナブルアクションイベントとして、定期開催する予定です。
今後も「PLOGGING MAKUHARI」では、体を動かすアクティビティを通じて環境への意識を広げ、楽しみながら行動につなげる活動を目指してまいります。
参加申し込みフォーム:
https://ssl.mypl.net/inquiry/entry?fid=5327&div=chuo-chiba
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県
URL :
https://chiba.uminohi.jp/
活動内容 :海洋ごみ問題の啓発活動、清掃活動の実施
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/