プレスリリース

SEGNOS(セグノス)が小笠原敏晶記念財団主催の「インキュベンチャー助成」に採択

リリース発行企業:株式会社SEGNOS

情報提供:

 株式会社SEGNOS(本社:千葉市中央区・代表取締役:大西徳幸、以下SEGNOS)は、公益財団法人小笠原敏晶記念財団(東京都港区、理事長:小笠原三四郎)が実施する「2025年度インキュベンチャー助成」の採択企業に選定されました(採択率は毎年10%前後)。
 血液を用いた早期アルツハイマー病診断など、血液中に存在する極微量のバイオマーカーを検出する需要が増す中、SEGNOSの超高感度免疫診断技術が評価され、小笠原敏晶記念財団より1,000万円の助成をいただきました。
 今回の助成を受けThermaLISA(サーマライザ)法を始めとする当社の超高感度免疫診断技術の実用化に向けて診断薬メーカーを始めとする協業企業を広く募集し、早期の事業化を目指してまいります。



・刺激応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max(R)、Vira-Max(TM))について

 現在、厚労省で認可されている多くの免疫血清学的検査では抗原(ウイルス、細菌、タンパク質など)の分離精製の工程で粒子径が数ミクロンサイズの免疫磁気ビーズが利用されていますが、水に対する分散性が低いため分注誤差による偽陰性の発生、更に感度面にも課題がありました。
 磁気ビーズの粒子径を小さくすると分散性が向上し、分注誤差による偽陰性の低減や感度の向上が期待されますが、粒子径が1ミクロンあたりから水に対するブラウン運動の影響を強く受けるため磁気分離の速度が著しく低下し、感度と磁気分離の速度(診断時間)はトレードオフの関係にありました。 
 このトレードオフの関係を解決するため当社では、温度変化(30℃で可逆的に相転移)や僅かな添加剤(塩、PEG(ポリエチレングリコール)など)で可逆的に凝集、分散を繰返す粒子径が約100ナノメートルの刺激応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max(サーマ・マックス)、Vira-Max(バイラ・マックス))の製品化に成功しました。

刺激応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max、Vira-Max)は室温では水に完全に分散しているため磁石による磁気分離は困難であるが(左端図)、加熱(30℃以上)もしくは添加剤(硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、PEGなど)により凝集する(中央左図)。凝集体は磁石による迅速な磁気分離が可能(中央右図)であり、更に冷却操作により再分散する(右端図)。

 Therma-Max(R)(刺激応答性磁性ナノ粒子として)は今年度の千葉ものづくり認定製品(第197号)に認定され、2026年1月15日に千葉県庁で認定証が授与されました。
https://www.pref.chiba.lg.jp/sanshin/press/2025/mononinpress2025.html

千葉県庁本庁舎で熊谷俊人知事より認定証が授与された(写真右:熊谷俊人知事、中央:大西徳幸、左:チーバくん)

・小笠原敏晶記念財団「インキュベンチャー助成」について

 公益財団法人小笠原敏晶記念財団は、科学技術の健全な発展の一助となる助成活動を通じてわが国の産業の発達に寄与することを目的として1986年に発足されました。
 インキュベンチャー※助成は、2015年に「大義ある熱い志」をもった起業家への助成活動としてスタートされ、日本の成長産業につながるような独創性に富んだ公益性の高い新製品・新技術のプロジェクトを支援する制度です。
 ※「インキュベンチャー」とは、インキュベーションとベンチャーを合わせた造語です。

▼詳しくは小笠原記念財団「インキュベンチャー助成」のホームページを参照
 https://ogasawarazaidan.or.jp/science/incuventure/

・株式会社SEGNOSについて

 当社は2024年2月にJNC(株)と東京農工大学より磁性ナノ粒子技術(代表の大西徳幸が発明者)とDNAアプタマーを用いた高感度診断技術(AptIa(アプティア)法))の独占的ライセンス契約を受け独立した大学発スピンアウトベンチャーです。
 未病と呼ばれる段階で、低侵襲な検査方法により病気を発見(早期発見)し、早期治療を行えば完治する確率が飛躍的に高まりますが、未病の段階でのバイオマーカーは一般的に超低濃度(フェムトグラム/mLオーダー)です。 
 これらの超低濃度なバイオマーカーの検出が血液1滴で簡便に行えるようになれば早期診断、早期治療により患者の負担、家族の負担の低減、更に医療費の大幅な削減につながります。
 特にアルツハイマー病は早期発見、早期治療により認知機能の低下を大幅に遅らせる事が可能になりつつある事から、迅速簡便なアルツハイマー病の血液検査薬市場は2033年には約680億円(グローバル)に達すると予想されています。
 SEGNOSは当社独自の超高感度免疫診断技術を用いた自己採血診断で、医療DXへの貢献を目指しています。



名称:株式会社SEGNOS(セグノス)
所在地:千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-15 千葉大亥鼻イノベーションプラザ308号室
代表者:代表取締役 大西徳幸
設立:2024年
URL: https://segnos.co.jp/

・本件に対するお問い合わせ

 刺激応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max、Vira-Max)、超高感度免疫診断技術を用いた共同開発、協業にご興味のある方は、下記のお問合せフォームからお気軽にご連絡ください。
https://segnos.co.jp/form

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