船橋アリーナ(船橋市習志野台7、TEL 047-461-5611)で1月25日、プロバスケットボールリーグNBLイースタン・カンファレスの千葉ジェッツ対リンク栃木ブレックス戦が行われ、2000人を超えるブースター(観客)が来場した。
元NBAプレーヤー・田臥勇太選手率いるブレックスに対して、ジェッツは昨年11月のゲームでは2連敗を喫し、前24日にも70-76で敗れている。
第1ピリオド、序盤はリードを許すもリック・リカート選手が豪快なダンクシュートを決める。さらに残り時間2分から石井講祐選手の3ポイントなどで連続得点を挙げて猛攻、15-14の1点リードで終了した。
第2ピリオドは序盤からパリス・ホーン選手らの果敢なオフェンスでリードを広げることに成功。ディフェンス面でも栃木の得点をわずか8点に抑え、30-22で前半を終えた。
しかし後半第3ピリオド、ブレックス古川孝敏選手の3ポイントで同点とされると、続けざまにライアン・ロシター選手にバスケットカウントを与え、リードを許してしまう。その後はシーソーゲームとなり、44-45で終了。
1点を追う展開で突入した最終第4ピリオド、リカート選手のフリースローなどで逆転に成功も、またしてもロシター選手にバスケットカウントが与えられ、再度リードを許してしまう。緊迫した展開で終盤にもつれ込むが、ファウルによるリカート選手のフリースローで再びの逆転に成功。さらに、終了間際にはジャスティン・バレル選手にもフリースローが与えられるなど、56-53でゲームセット。2015年初勝利を飾った。
バレル選手は「毎日の練習を思い出しながら決めた」と、最後のフリースローを振り返った。
ハーフタイム・ショーには今季同チームのイメージキャラクターを務めるダンディ坂野さんが登場。持ちネタの「ゲッツ体操」ならぬ「ジェッツ体操」を披露し、会場を大いに盛り上げた。