船橋市が推奨するブランド産品「ふなばしセレクション」に認証された和菓子「船橋ばか面おどり」を販売する老舗和菓子店「扇屋」（船橋市松が丘4、TEL 047-465-6716）が2月1日、前店舗から200メートルの位置に移転オープンした。

ふなばしセレクション認証の和菓子の詰め合わせ「ふなばし日和」（関連画像）

　同店は、松が丘のバス通り沿いで48年前に創業。クリーニング店「ドライクリーニングエレガンスタナカ」が現在店を構えている場所で創業し、25年ほど前に店舗を構えた。

　業容拡大と作業動線の問題で、7年ほど前から移転先を検討していたがこのほど、バス通りの拡張工事の話が持ち上がったタイミングで、同所に空きが出たため移転を決めた。

　「一時は駅近くへの移転も検討していたが、このタイミングで店の場所が空いたのは、松が丘で商売を続けなさいというおぼしめし」と同店を営む坪田さん夫婦。

　移転によって間口が2メートル、奥行きが1メートル拡張した。店内の調度品やショーケース、休憩用の腰掛けもそのまま新店でも使用し、試食や休憩の場所としてこれまで通り活用される。ゆっくりと接客したいとの思いから、商品の発送などを行う注文受付カウンターは新たに設置した。坪田さん夫婦は「お客さまと一緒になって使い勝手の良い店舗にしていきたい」と話す。

　現在、開店記念セールと題して500円以上購入の客を対象に紅白まんじゅうを進呈。セール品として、ふなばしセレクション認証の「船橋ばか面おどり」2個、同店のオリジナル最中「あさり最中」4個、2月1日から販売開始する新商品「梨の里」2個をセットにしたギフト「ふなばし日和」（1,037円相当）を540円で販売する。

　松が丘バス通り商店会一丸となって行う「一得市」も、開店に合わせて3日間開催。赤飯（324円）、いちご大福（108円）、福梅もち（108円）など、主力商品を通常よりも割引して提供する。

　営業時間は9時～19時。水曜定休。開店記念セールは今月3日まで。