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習志野自衛隊で「降下訓練始め」-1万5000人が来場

陸上自衛隊習志野駐屯地の広大な敷地で行われた「降下訓練始め」

陸上自衛隊習志野駐屯地の広大な敷地で行われた「降下訓練始め」

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 自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3)の演習場で1月8日、自衛隊唯一の空挺(くうてい)部隊である「第一空挺団」の新年最初の訓練「降下訓練始め」が行われた。

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 降下訓練始めは1969(昭和44)年から、一年間の降下訓練安全を祈る「開傘祈願祭り」として部内で行われてきたものを1974(昭和49)年に一般公開したのが始まり。1976(昭和51)年には防衛庁(当時)長官の視察を受けるようになり、現在では年頭行事として防衛大臣を迎えている。

 今回の降下訓練始めには航空自衛隊航空支援集団、陸上自衛隊第一ヘリコプター団、東部方面航空隊、富士指導団、中央即応連隊、航空学校霞ヶ浦校の支援を受け、落下傘による降下とヘリコプターを使用した訓練戦闘を行った。

 訓練への総参加人数は約400人、支援航空機18機(C-1×2機、C-130×2機、CH-47J×5機、AH-1S×2機、UH-1H×4機、OH-6×1機、OH-1×1機、AH-64×1機)、支援車両41両(74式戦車×2両、89式装甲戦闘車×2両、96式装輪装甲車×2両など)で行われた。

当日は約1万5000人が来場した。

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