MyFuna編集部主催の「和装で歩く、本町散策ツアー」が7月11日に開催され、和装した男女11人が参加し、船橋・本町巡りを楽しんだ。
同ツアーはタウン誌「MyFuna 6月号」特集の「和装で楽しむ船橋さんぽ」との連動企画。和装する機会が少ない昨今、和装で歩くイベントで日本の文化をより楽しんでもらい、地元を巡ることで船橋の歴史にも興味を持ってもらおうと編集部が企画したもの。
船橋市観光協会「街歩きネットワーク」の協力の下、歴史的スポットの案内を聞きながら市内を約1時間散策した後、船橋市茶華道センターで船橋茶道連盟が提供する季節の茶菓子と抹茶を楽しむという内容。
当日は参加者が13時に船橋駅に集合。仲通り(御殿通り)、御蔵稲荷(いなり)神社、万代橋、大神宮、海老川橋などを、船橋の歴史解説を聞きながら歩き、大神宮では記念撮影も行われた。
「いつもの街歩きと違って、和装して歩くと船橋の風情が引き立つ」と、和装で案内人を務めたふるさと案内マイスターの山本善一さん。
茶華道センターでは、船橋市茶道連盟が裏千家の作法を紹介。正しい正座、足がしびれた時の対処法、茶菓子と抹茶を頂くときの作法についてもレクチャーがあり、その後朝顔をイメージした茶菓子と抹茶が振る舞われた。
「日本の文化に触れながら、気軽に楽しんでいただきたい」と、船橋市茶道連盟会長の臼井宗紀さん。参加した市民の一人は「船橋の歴史や日本の文化に触れ、とても勉強になった。和装することでいつもと異なり、とても楽しかった」と話していた。