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「ランチパスポート船橋版」好評 当日のランチ売り切れになる店も

ランチパスポートのチラシを手にする船橋商工会議所の職員

ランチパスポートのチラシを手にする船橋商工会議所の職員

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 格安ランチを紹介する「ランチパスポート船橋版 vol.1」(1,000円)が、発売から間もなく2カ月を迎える。

誌面の様子

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 掲載する店舗で、通常700円以上のランチメニューやスイーツが、同誌を提示すれば全て540円になるというランチ本。同じ店での利用は3回までの回数制限がある。

 2011年に高知県のタウン誌「ほっとこうち」が、ランチをきっかけに街に人を呼び、地域活性化を図る活動として始めた企画。現在は全国41の都道府県でエリアごとに販売している。有効期間は約3カ月、利用できる期間を長めに取っていることも全国的にヒットしている理由の一つとされている。

 船橋版は、総合印刷業の三陽メディア(千葉市中央区)と船橋商工会議所の共同出版事業。同社は今年2月に「ランチパスポート千葉版 vol.1」を発行し現在第3弾を発売。「千葉市内で多くの人が同誌を持ってランチをする光景を船橋商工会議所の職員が目にしたようで、そこから船橋版制作のオファーをもらった」と話すのは、同社メディア戦略室の担当者。

 船橋版の掲載店舗数は64店舗。エリアは船橋駅、西船橋駅、東船橋駅、津田沼駅周辺が中心。参加店舗はそば店や日本料理店から、フレンチ、イタリアン、カフェまで幅広い。船橋版の制作にあたって、「船橋商工会議所の会員店舗がメーンになってくるかと思われたが、ほかの店も多い」と小原さん。

 「参加いただいた店舗から『パスポートを持って来店してくれたのに、販売個数が売り切れになってしまうこともある』といううれしい悲鳴も聞いている。ランチに訪れた人が、次に夜に店を利用してくれたとの報告も」と笑顔をみせる小原さん。

 市内の主要書店、コンビニほかインターネット書店などで販売。サイズはA5変形。オールカラー、92ページ。発行部数は1万部(売り切り)。

有効期限は12月20日まで。来年2月には船橋版の第2弾の発売を予定し、11月から店舗へ参加呼び掛けを始めている。

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