市民団体のふなばし街歩きネットワークは3月27日、旧塗装の新京成バスに乗って廃止となった路線を巡るツアーを開催する。
廃線となったルートを巡り車窓から船橋の景色を楽しむ同ツアー。津田沼駅から二宮神社間で現在運行され、2017年5月で廃車を予定している旧塗装バス2721車に乗車する。「廃線となったルートを知っている人はほとんどいないのでは」と話すのは、同団体ツアー企画者の鈴木一雄さん。現在では通行に警察の許可が必要な区間があり、新京成バスが本町通りや市役所前に乗り入れるのは35年ぶりなのだという。
新京成バス協力の下、今回で2回目の開催になる。「運転手さんにも『普段運転しないところを走れる』と喜んでもらっている」と笑顔を見せる鈴木さん。「バスの歴史に触れ、船橋をもっと知ってほしい」とも。
ツアーで運行するルートは以下の通り。薬園台駅~飯山満~本町通り~船橋駅南口~市役所前~本町通り~東町~高根~三咲~豊富農協前~桑納~新木戸~習志野折り返し場~北習志野駅。
開催時間は9時~12時を予定。8時30分に、新京成線薬園台駅北口広場に集合する。参加費用は、大人=2,500円、子ども=1,500円。先着20人。申し込みは同会事務局(TEL 047-422-0596)まで。