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船橋・ときわ書房で「書店員50人が50年後も読みたい本」特集、50周年の節目に

小冊子を手に、展示の前に立つ松尾さん

小冊子を手に、展示の前に立つ松尾さん

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 船橋市を拠点に10店舗を展開する書店「ときわ書房」が創立50年の節目を迎え、現在、記念フェア「50年後も読みたい本 ~信じよう、本の力を!~」を開催している。

展示の様子

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 フェアでは、各店の店員から「50年後も読みたい本」を調査して並べている。「50周年として記念になるようなフェアを」と全店で話し合った結果、初心に返り、自分が読みたい本の情報を提供しようと決定したという。

 「書店店員としての原点に帰り、シンプルに、お客様に読んでもらいたい本を紹介しようと決めた」と、ときわ書房本店(船橋市本町4、TEL 047-424-0750)の松尾雄介さん。松尾さんは、店員が選んだ本と理由などをまとめた小冊子「50年後も読みたい本」の編集も担当している。

 店員50人が、国内外問わず、さまざまなジャンルの中から個々のおすすめを一冊選出。店員手作りのPOPと共に陳列している。

 小説が6割、コミックと絵本が約2割、ノンフィクションエッセイが約1割を占めている。絵本では「ノンタン」シリーズや「ぐりとぐら」、小説では川端康成の作品や、東野圭吾さんの作品、海外文学小説では「アルジャーノンに花束を」などが選出されている。「長年愛されている本、定番の本が多い」と松尾さん。

 各店の取扱ジャンルのみ展示。小冊子は店内で無料配布。3月31日まで。

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