ファイターズタウン鎌ケ谷(鎌ケ谷市中沢、TEL 047-446-5586)で3月20日・21日の2日間、今季初となる公式戦、対ゴールデンイーグルス戦が開催された。
同球場は今年で開場20周年を迎え、20回目の本拠地開幕戦記念イベントとして「20thオープニングフェスタ 鎌スタ・開幕シリーズ2016」を併せて開催。当初は19日からの3連戦が予定されていたが、19日は雨天の影響で試合中止となった。20日には毎年恒例となった選手による「ウエルカム・ハイタッチ」が行われたほか、オリジナルベースボールカードや応援グッズなどの来場者プレゼントも用意された。
「2日連続で観戦しました」と話したのは、世田谷区から来場した20代女性。「選手とファンの距離が近いのが鎌スタの一番の魅力。これからも変わらずにあってほしい」と思いを話した。
初戦の20日は高濱祐仁選手のサヨナラ2ランで3-1と勝利を収め、21日はファイターズ・斎藤佑樹投手、ゴールデンイーグルス・長谷部康平投手の両先発で試合はスタート。1回裏、松本剛選手の二塁打などで1アウト2、3塁とすると、この日4番に座った大嶋匠選手のタイムリーで1点を先制。その後3回表にはイーグルス・島内宏明選手のタイムリーで1-2とリードを許した。
7回裏には2-2と試合が再び振り出しに戻り、終盤8、9回は両軍得点ならず試合は延長戦に突入。10回表、2アウト1、2塁の場面で代打に出たイーグルス・中川大志選手のタイムリーで1点を失い、勝ち越しを許してしまう。これが決勝点となり、2-3でゲームセット。本拠地開幕シリーズは1勝1敗で幕を閉じた。