船橋市(船橋市湊町2)は3月31日、市の魅力を広くPRすることを目的として特別編集版「まっぷる船橋」を発行した。
船橋市の「広報課ふなばし魅力発信班」が旅行ガイドや道路地図などを発行している昭文社(東京都千代田区)とタッグを組み、同社編集部の取材力と編集力を生かして制作した。「個別の飲食店や買い物スポットなど、これまで市で発行したパンフレットなどでは伝えきれなかった『船橋の多彩な魅力』を発信している」と同取材班スタッフ。
「ふなばしLOVE」をテーマに、「市民がすすめる憩いの場LOVE」「市民が自慢する船橋グルメLOVE」「市民が隠れ家を大公開!船橋大人の酒場LOVE」「市民お気に入りの!船橋限定アイテムLOVE」や、「船橋の雑学図鑑」「船橋のここにLOVE!」「ふなばしセレクション」と7つのコンテンツで約70カ所を紹介する。
「市民がすすめる憩いの場LOVE」では、ふなばしアンデルセン公園(金堀町)、ふなばし三番瀬海浜公園(潮見町)、県立行田公園(行田2)、長津川調整池(旭町6)などをピックアップ。
「市民が自慢する船橋グルメLOVE」では「地産地消レストラン7選」として、「和食-場-冠」(本町5)や「Little Breads To Go」(本町1)などを、「市民が隠れ家を大公開!船橋大人の酒場LOVE」では「百花亭」(葛飾町2)や「御忍」(本町2)などを紹介している。
「『都心から近いベッドタウン』というイメージでは収まらない、船橋のワクワクする店舗や施設、面白い情報などを紹介している」と同スタッフ。「船橋の非公認キャラクターふなっしーを表紙に起用し、船橋のことをよく知らない人にも船橋の魅力を感じてもらえる仕上がりになっている」と自信を見せる。
配布場所は都内観光情報施設や近隣ターミナル駅、大型商業施設などで、PRイベントでの配布も行っている。市外では「東京シティアイ」や全国観光情報PRコーナー(都庁内)などに設置し、「東京スカイツリーソラマチひろば」や札幌ドーム、JR有楽町駅前での配布も順次行っていくという。市内では市役所や出張所・連絡所、図書館、公民館でも閲覧できる。
AB版オールカラー16ページ。発行部は数4万部。船橋市の魅力発信サイト「FUNABASHI Style」内のトップページから閲覧できる電子書籍も用意する。