船橋市内の飲食店と形成外科クリニック、エステといった異業種がコラボした糖質制限ランチ企画「ケトランチ船橋」が、4月5日から始まった。
同企画は、形成外科と美容皮膚科を専門に美と健康に関することをメインに扱う「船橋ゆーかりクリニック」と、創作和食居酒屋「和食-場-冠」、ハワイアンカフェの「ラプレ」(以上、本町5)、エステを展開する「アテーナ」の4社がコラボ。
ケトランチとは、糖質を制限することで体内から「ケトン体」を作りだし、脂肪を燃焼しやすくするケトジェニックダイエットの考え方に基づいて作られたランチメニュー。船橋ゆーかりクリニックの院長・寺田伸一さんがケトジェニックダイエットアドバイザーの資格を取得したことから、知識を多くの人に共有しようという趣旨で始めた。
ケトジェニックダイエットを取り入れると、「ダイエット効果だけでなく、集中力が高くなり、食後に眠くなることが減り、アンチエイジング効果や免疫力が高まるなど複数の効果があると注目を集めている」と寺田さんは話す。
この考え方に賛同した和食-場-冠のオーナー近藤さんは、「豚しゃぶの中華ダレ」「青魚の塩麹(こうじ)焼き」「おからボールみぞれあんかけ」などのメニューを考案。ご飯の代わりに豆腐を用意し、みそ汁に小鉢を付けたランチセットとしてコーヒー付きで900円で提供する。
ラプレでは、通常の「サラダパンケーキ」と「ラプレパンケーキ」(以上1,000円)を大豆粉に代えて提供することで、ボリューム感があっても糖質を制限しているケトランチとしてメニュー化した。
ケトランチ船橋の会を結成した寺田さんは、「今は船橋駅北口のお店だけでのコラボだが、少しずつ市民の皆さんにケトジェニックダイエットを知ってもらって、食べながらきれいになっていただきたい。空腹を我慢する必要がないので試してもらえれば」と話す。