不動産開発を手掛ける新昭和(本社=君津市東坂田)が4月21日、国道296号線成田街道沿いの工場跡地に「ゆめまち習志野台モール」(船橋市習志野台8)をオープンした。
注文住宅や分譲住宅、分譲マンション、不動産事業など、住まいと暮らしづくりに携わる同社。不動産事業本部アセット事業部(千葉市中央区川崎町1、TEL 043-209-6376)の朴俊宰さんは、「この近辺は住宅も多く、ショッピングモールを作ることで地主とテナント企業経営者、周辺住人の交流を生み出し、街を活性化できる。飲食店から生活雑貨、整骨院に歯医者、ペット好きには猫カフェなど、ほとんどのニーズに応えられる店舗が入っており、平面駐車場なので簡単に駐車してすぐ店内に入れるというメリットがある」と話す。
出店テナントは、1階=ドラッグストアセイムス、ロピア、クリーニング白光舎、バーバーキルカス、ゆめまち整骨院、ねこカフェ ととの森(5月上旬開店予定)、どれみ歯科、Re.lux(6月上旬予定)、写真館(8月下旬予定)、2階=ダイソー、ノジマ、ステーキガスト、別棟=GU。
「道路に接する部分が少なく奥行きがある造りなので、道路側からどんな店が入っているのかが一目瞭然となるよう工夫し、駐車場側に全ての店舗の店舗名が分かるようなデザインにしている」と朴さんは話す。「もともと渋滞が心配されている街道なので、地域の方々ともよく話し合い、車の出入り口を3カ所設けることで対応している」とも。
近所から来たという女性は「1カ月前からオープンを楽しみに待っていた。工事が始まったので何ができるんだろうと気になっていた」と話す。同社アセット事業で初となるショッピングモールの展開に、「地域の方々に愛される施設を目指して頑張りたい」と朴さん。
初日は10時のオープン前から長蛇の列ができ、350台収容できる駐車場も10時30分には満車状態だった。
営業時間は10時~20時。