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船橋の駄菓子店にラーメンパスタの自動販売機「よ~くかんでネ1号」

「自動」であることを強調する松田さん

「自動」であることを強調する松田さん

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 船橋市本町の路地裏にある「駄菓子屋りゅう君の店」(船橋市本町5、TEL 047-422-6002)が4月、店頭にラーメンパスタの自動販売機「よ~くかんでネ1号」を設置した。

ラーメンパスタの自動販売機「よ~くかんでネ1号」

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 駄菓子のほか、たこせんべいを使った料理「タマセン」(100円)など駄菓子に一手間加えたメニューなども提供する同店。同自動販売機の設置について、店主の松田誠さんは「私の若いころ、行楽地などではカップラーメンやそば、うどんなどの自動販売機があったが、今はなくなりつつある。出てくるときのあのワクワク感を今の子どもたちにも味わってほしいと思った」と話す。友人に開発を依頼し、技術士エンジニアの塩見金次郎さんが設計から設置まで行ったという。

 販売するラーメンパスタ(100円)は、湯を入れたままだとラーメン、湯切りをすればパスタとなる商品。木箱のような自動販売機に100円玉を入れると、受取口に湯の入ったラーメンパスタがゆっくりと出てくる。「自動で出てくるのがすごい。ワクワクする」と松田さん。受取口から取り出した後、販売機に備え付けられた砂時計のような「自動時間計り機」で3分計る。硬貨投入口は詰まりやすいので、備え付けの針金棒で押し込むのがコツだという。

 小学1年生から同店に通っているという月森智紀くん(14)と西野弘明くん(14)は、「ラーメンパスタはもう10回以上食べている」と話す。「パスタはもちろんラーメンにマヨネーズをかけてもおいしい」と月森くん。西野くんは「ラーメンにして食べるかパスタにして食べるかはその日の気分で」と笑顔で話す。この日はパスタにして、仲良く2人で分け合い頬張っていた。

 営業時間は15時30分~19時(土曜・日曜・祝日は13時~)。火曜、第2・4水曜定休。

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