JR線船橋駅北口から東武野田線新船橋駅に向かうエリア(北本町)で開発中の首都圏最大級の開発物件内で2月16日、仮設道路の供用が始まった。
開発主体は三菱商事と野村不動産で、総敷地面積は11万2000平方メートル。両社が、「未来のふるさと」となる街をつくることを目標に、「共有する」という価値観を基に「スマートシェア・タウン構想」を打ち出し、開発を進めている。
同エリア内では約1500戸のマンションを5街区に分けて建設予定。エリア内には子育て支援施設用地や大型の公園などの配置も計画されている。2012年春には「イオンモール」が開業するほか、2013年には、現在本町4丁目にある「船橋総合病院」もエリア内で開院を予定する。
仮設道路が開通したのは、新船橋駅に最も近い1街区と2街区の周辺。これまで、東武野田線の高架下を通って新船橋駅前を通過していた直線道は、開発エリアの真ん中に切れ込み、大きく迂回(うかい)しながら再び新船橋駅に向かって戻る。
3月末をめどに現在の仮設道路から交差点が伸び、4月からは新船橋駅横から計画道路337号線(東海神駅前を通って夏見に抜ける片側2車線の道)につながる道と、パチンコホール「第一プラザ」前につながる道が開通するという。
現在通行止めとなっている道路は、3月末には開発が終わり開通するが、新船橋駅前で行き止まりとなる予定だ。