船橋市のご当地キャラクターで梨の妖精として知られる「ふなっしー」が船橋市の梨農家や市場関係者とコラボした「ふなっしーの梨箱2016」の予約受付が現在、行われている。
「ふなっしーの梨箱」は2013年、「ふなっしーの梨袋」とともに始まった企画。最高品質の「秀」の中でも、大きさや色が特に優れているものを箱に詰め込む。当初は限られた梨農園と市内の一部のスーパーだけで販売していた。
翌2014年、黄色で全体を多い、上部にふなっしーの顔がデザインされた箱に一新し、通信販売も開始。高知県や石川県、北海道などのスーパーでも販売を始めた。芸能人などがギフトやお中元に利用したことで、ブログやSNSで広く話題となった。
2016年バージョンの箱は、ふなっしーを象徴したこれまでの黄色から一新。白をベースに、黄色と青色の小さなふなっしーをちりばめた。「瑞々(みずみず)しくてシャリシャリの食感なっしー」と、船橋のなしの特徴をふなっしーがアピールする。
昨年新しくラインアップに加えた土産用の「手提げ梨箱」(3キロ)も販売。船橋市内の梨直売所や東武百貨店の地下生鮮食品売り場に店を構える「まるあ商店」などで取り扱う。
船橋のなしは8月上旬に最初の便を出荷予定。盆を過ぎるころにピークを迎え、9月末ごろまでに1日に200~300ケースが出荷される予定。甘味が多く果肉の柔らかい「幸水」(送料込み、税別5,800円)は8月初旬~中旬、幸水よりも大きく酸味と甘みのバランスも優れている「豊水」は8月下旬~9月中旬、香り高く肉質が軟らかい甘みの強い品種「新高」(以上、同4800円)は9月上旬~下旬。
予約は、船橋のなし公式ホームページまたはスーパーマーケットチェーン「ランドローム」各店の店頭で受け付ける。ホームページでは市内の各梨農園も紹介されており、気に入った農園から直接購入することも可能。予約受付後の入金確認が早かったものから順次出荷する。