船橋市西図書館(船橋市西船1、TEL 047-431-4385)で現在、「吉澤野球博物館野球史料展」が開催されている。
2月7日~12日=「水原茂展」、2月14日~3月12日=「野球書籍展」の2期に分けて開催。2月11日には「水原茂と野球」をテーマに、元プロ野球選手で船橋市スポーツ総合展示企画等アドバイザーの江藤省三さんのギャラリートークも行う。
水原茂展では、水原茂の家族から寄託を受けている日本シリーズ勝利監督賞の盾やトロフィーなど約50点を展示。
水原茂は1950(昭和25)年に読売ジャイアンツの監督に就任し、1951(昭和26)年~1959(昭和34)年、チームを連続優勝に導いた名監督。その後、東映フライヤーズ、中日ドラゴンズでも指揮を執り、1977(昭和52)年には野球殿堂入りを果たしている。
野球書籍展では、吉澤野球博物館から寄付された大正時代~昭和初期を中心にした野球雑誌と書籍約50点を展示。吉澤野球博物館は2014年3月に閉館、同館の資料は2015年11月に船橋市に寄付された。
市川から来場したという紫藤さんは「水原監督は小学校時代の憧れの人。トロフィーや盾など、どれも見入ってしまう」と当時を懐かしんでいた。
「吉澤野球博物館の閉館後は、野球ファンからの問い合わせも多い。今回の資料展で少しでも大勢の方に楽しんでもらえれば」と船橋市教育委員会文化課の藤澤麻子さん。
江藤省三さんのギャラリートークは2月11日14時~14時30分、西図書館3階多目的室で開催。先着50人で、船橋市教育委員会文化課(TEL 047-436-2894)まで要事前申し込み。3月12日まで。