鎌ケ谷のファイターズタウン(鎌ケ谷市中沢)で3月18日、ファイターズ-マリーンズのイースタンリーグ開幕戦が行われ、多くのファンが駆け付けた。
同球場での開幕戦は4年ぶり。ファイターズの選手たちは「ウエルカムハイタッチ」で観客を出迎えた。
ファイターズ先発は2年目の乾真大選手、対するマリーンズは期待のルーキー藤岡貴裕選手。東洋大の先輩後輩対決となった。乾選手は5回を無失点の好投で開幕1軍へアピール。女房役の大野奨太選手がソロアーチで援護するも後が続かず、この日は1得点にとどまった。7回には3番手・木田優夫選手が5失点するなどして、救援陣が計8点を献上。シーズンは1-8での黒星発進となった。
観戦に訪れた市川の少年野球チーム「みかどファイターズ」は、練習も兼ねて球場まで走ってきたという。「好きな選手は大嶋選手」と森本君(4年)。日頃からよく観戦に訪れるという野球少年たちは新入団選手の活躍に目を輝かせた。
「1軍の試合にはないアットホームな雰囲気が鎌スタの魅力」と話すのは応援団長の瀬戸さん。小雨模様の肌寒い中、劣勢のゲームでもスタンドからの応援は最後まで止まなかった。
試合終了後、球場周辺では選手たちがサインや写真撮影に応じる姿が見受けられた。