![講演会のチラシを手する実行委員会の田部明江さん(右)](https://images.keizai.biz/funabashi_keizai/headline/1337416213_photo.jpg)
アフガン支援でマスコミなどを通じて広く知られている中村哲医師が6月8日、船橋市民文化ホール(船橋市本町2)で講演を行う。
当日は、2010年夏に「100年に一度」と言われた大洪水災害を経験し、現地の人々の力で洪水を乗り越え、農地の復興を目指しているアフガ ンの様子を語る。併せて、金銭的な支援だけでなく現地の人々の雇用の確保や、産業の創出などを盛り込んだアフガンの農地復興モデルが「震災で被災した東北 地方にも当てはまる」として、講演会には「つなげる心がフクシマに伝わる」とサブタイトルを加えた。
主催は、有志20人から成る「ペシャワール会現地報告会実行委員会」。同実行委員会の田部明江さんは「アフガンの農地復興モデルに生きたお金の使い方や人を生かす方法を学び、これを東北復興の基になる考え方として現地の方々に立ち上がってほしい」と話す。
18時開場、19時開演。入場券は前売り・当日ともに1,000円、大学生以下無料。問い合わせは京葉生きいき会議(津野さん=TEL 047-457-6960、相川さん(TEL 047-498-9140)まで。