前原駅近くにレンタルボックスと雑貨・グリーンの店「yumehana（ゆめはな）」（船橋市前原西6、TEL 047-475-9772）オープンして2カ月が」過ぎた。　

　店舗面積は約12坪。白を基調とした店内には、「花が大好き」というオーナーのまきこさん（64）が作るアートフラワーをはじめ、かわいらしい雑貨が並ぶ。壁面に備え付けられた棚には、ハンドメード好きな出店者による作品も置く。

　同店では、アートフラワーアレンジメントが好評で、フラワーアレンジメントの資格を持つまきこさんがオーダーを受けてから花材や資材を一から選ぶ。「作るのが楽しい。またお客さまが喜んでくれるのがうれしい」まきこさん。コケ玉作りでは、コケを採取するところから始まるというこだわりぶりだ。

　レンタルボックスは、1カ月単位で決められたスペースを貸し出している。借り手はハンドメード作品を並べ販売することができる。利用客は、商品構成やディスプレーを考え、手軽に小さな店のオーナー気分が味わえる。料金は棚の位置や大きさによって異なり、下段でワンボックス1,500円から。500円から利用できるスペースも用意する。

　「おしゃべりに花が咲いてしまうこともある」と話すなスタッフは、まきこさんの娘でもある双子の姉妹。2人で雑貨の制作などを担当しながら店の運営を支えている。「手作り品と花でいっぱいにし、自然と人が集まるような店にし たい」と、店内では月1回ほどイベントも企画。22日に開いた「ドライフラワーリース手作り会」では、近所に住む常連たちがおしゃべりとともにリース作りを楽しんだ。

　　営業時間は10時～18時。日曜・月曜定休。次回イベントは7月5日・6日、ハンドメードマーケット「yumehana手作り展」を予定。