船橋に本拠地を置くプロバスケットボールbjリーグ所属の千葉ジェッツが10月13日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で開催された2012-2013シーズンの開幕戦「東京サンレーヴス」戦で、これまでのチーム最多記録を更新する108得点で快勝した。
ジョー・ワーナー選手(#34)のファーストシュートから始まったこの試合、今シーズンから投入した外国人の新戦力が大きな活躍を見せ、前半の2クオーターを61-38と快調に折り返した。
前半2クオーター終了時点でワーナー選手、マーキン・チャンドラー選手(#35)は、3Pシュートの決定率が100%。内外から着実に得点を重ねる千葉ジェッツに対して、今年からbjjリーグ初参入の東京サンレーヴスにはミスが目立った。
後半戦の序盤、両チームともにファウルが重なり、千葉ジェッツの攻撃が一時勢いを落とすと東京サンレーヴスは点差を詰めにかかった。しかし、千葉ジェッツは、チャンドラー選手のアウトサイドシュートで再度東京を突き放しにかかる。一色翔太選手と佐藤博紀選手がコートに入り速攻を決めると勢いに乗った千葉ジェッツは、第3クオーター終盤に得点を80点台に乗せる。
最終クオーターに入っても攻撃の手を緩めず、全選手が貪欲に得点を狙う事で、これまでのチーム最多得点記録104点を上回る108得点で快勝した。
試合後に千葉ジェッツヘッドコーチの冨山晋司さんは「今日は全選手に出場してもらい、全員が得点をした」と試合を振り返った。「今シーズン、勝てるバスケットを目標にチーム作りをしてきた」とも。
東京サンレーヴスのヘッドコーチ青木幹典さんは「前半で全てが決まった。3Pシュートの決定率80%以上は驚異的。打つ手が見えなかった」と完敗を認めた。この日の来場客数は2131人。
この日、3Pシュート6本全てを決め勝利に貢献した千葉ジェッツ・チャンドラー選手は「今日はシュートがたくさん入ったしディフェンスも良かった。反省点を改善しステップアップしてゆけば、さらに素晴らしいチームになると思う」とコメントした。