北習志野駅からほど近い「エビスきたなら商店会」(船橋市習志野台3)で7月2日・3日の2日間、「エビスきたなら祭り」が開催される。
約60店舗が加盟する同商店会はこれまで、街灯の管理や周辺地域の環境整備などを主体とした事業を行ってきたが、売り出しやイベントなどを企画するのは今回が初めて。鵜澤正巳会長は「コロナ禍で気持ちが沈んだ日々が続いた。商店会からの発信で街を元気づけていけたら」と意気込みを見せる。
今回、加盟店から有志を募り、子どもたちにお金の使い方を体験させる目的で、それぞれの店で販売・提供している商品・サービスから100円で提供できるものを前面に打ち出して回遊を促す「100円商店街」を行うほか、「エビスさんGO!」を同時開催する。
「エビスさんGO!」は両日、商店会内を徘徊(はいかい)している「エビスさん」5人を見つけ出し、それぞれのエビスさんにスタンプを押印してもらうと景品が進呈されるもの。スタンプ台紙は、イベントチラシの裏面を利用。初日は企画のアピールのため数人のエビスさんが商店会を徘徊、3日は抽選会参加用のスタンプを用意する。
「エビスさん」は商店会役員の男性年長者が担い、日本古来の「装身服」に似せた衣装をまとう。衣装は、イベントのために商店会加盟の和服店「フレンド」が縫製する。
7月3日には習志野台2丁目公園で「よさこい教室」も予定。近隣の小中学校、自治会にチラシを配布し、参加を呼びかけている。