新京成線・高根木戸駅から徒歩10分ほどの場所に、靴磨き専門店「Shine Castle（シャインキャッスル）」（船橋市習志野台2、TEL 080-3025-1731）が、オープンして12月1日で8カ月を迎えた。

船橋・習志野台に靴磨き専門店「シャインキャッスル」　開店から8カ月

　鎌ケ谷市生まれの店主・宮本和哉さんは、文化服装学院のスタイリスト科を卒業後、靴の専門店に就職した。「靴の専門店『REGAL（リーガル）』で、靴のケア用品を案内するためにお客さまの靴を磨いた時、喜んでくれる姿がうれしくて、靴磨きの道を極めようと決めた」と振り返る宮本さん。その後、有楽町「イトシア」内の靴磨き専門店「NICE（ナイス）」で店長を務めた後、独立して同店を開いた。

　店舗面積は5.8坪。店内には木目調の家具を置き、「温かい雰囲気に仕上げた」という。「お客さまが手作りのテーブルクロスなどを作ってくれて、うれしい限り」とほほ笑む宮本さん。

　メニューは、「通常靴磨き」（1,000円）、「つま先鏡面仕上げ」（2,000円）などのほか、革製品全般を受け付け、カビ汚れなどにも対応する。

　「鏡面仕上げは、ピカピカになるだけではなく、ワックスをミルフィーユ状に重ねて仕上げていくので、革本体に傷がつきにくく、保護効果が高く、お客さまにも好評」と話す。「来店客の7割が男性」とも。

「駅で革靴を履いている高校生を見ると、汚れていることが多いのが気になる。合成の革靴も磨くとツヤが出るので、安い靴だからと遠慮せず、気軽に相談してほしい」と呼びかける。「今後、レザークラフト作家の作品などを置いて、棚貸しもしたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は10時～18時。月曜・火曜定休。