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船橋が本拠地の野球チーム「千葉スカイセイラーズ」、船橋市民球場で勝利

試合後、来場者とハイタッチで交流する「スカイセイラーズ」の選手ら

試合後、来場者とハイタッチで交流する「スカイセイラーズ」の選手ら

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 プロ野球独立リーグ「ベイサイドリーグ」の「千葉スカイセイラーズ対YKSホワイトキングス戦」が5月27日、「船橋市スポーツ健康都市宣言40周年記念試合」として船橋市民球場(船橋市夏見台6)で行われ、船橋を本拠地とする「千葉スカイセイラーズ」が勝利した。

市船の吹奏楽部とダンス部の応援。真奈さん、いけだてつやさん、ニッチローさん(右から)

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 ベイサイドリーグは千葉と神奈川を拠点とするリーグ。現在、「千葉スカイセイラーズ」と神奈川に本拠地を置く「YKSホワイトキングス」の2チームで構成する。「千葉スカイセイラーズ」を運営するのは「千葉県民球団」(松が丘3)。4月16日に公式戦が開幕し、5月26日・27日には船橋で初めて試合が行われた。

 当日、市立船橋高校の吹奏楽部とダンス部も応援に駆け付けた。市立船橋高校出身で同球団代表の杉山慎さんは「天候にも恵まれ、たくさんの人が来てくれてうれしい。市船の生徒たちが5回まで市船ソウルなども披露して盛り上げてくれる。最後まで楽しんでほしい」とあいさつした。球団公認アンバサダーのお笑い芸人いけだてつやさんとアイドルの真奈さんのほか、杉山さんの先輩で元プロ野球選手の林昌範さんもゲストとして登場。

 さらに、松戸徹船橋市長や松本淳教育長をはじめ、市議会議長らも訪れた。松戸市長は「子どもたちがプロ野球の試合を見ることで、もっと野球が好きになると思う。地元のチームなのでこのユニホームを見かけたら声をかけてほしいし、これからも応援してほしい」と呼びかけた。

 市長がピッチャー、お笑い芸人のニッチローさんが打者を務めた始球式も行われ、子どもたちから「ニッチロー」と声援も送られ、会場内は盛り上がりを見せた。

 試合は3対1でスカイセイラーズが勝利。MVPには吉村慎之介選手が選ばれ、「今日はたくさんの人が来てくれたのでうれしかった。バッティングでチームにこれからも貢献したい」と意欲を見せた。優秀選手賞には投手の入口翔太選手が選ばれ、子どもたちに向け「野球は楽しい」と話した。両選手には、JAいちかわ船橋人参共販委員会から「船橋にんじん」と鈴果園(金堀町)から米が贈られた。

 早坂圭介監督は「市船の応援とファンの皆さんの応援がチームを後押ししてくれた。応援が選手の何よりの励みになるので、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。

 ボールボーイを担当した少年野球チーム「宮本ビーバーズ」と「西船ウイングス」の関係者は「間近でプロの試合を見ることができて貴重な体験になった。これを機に、また野球を楽しんでプロを目指して頑張ってほしい」と話す。観戦した小学生は「長岡選手(ヤクルト)のお兄ちゃんに会えてうれしかった。また試合を見たい」と笑顔で話していた。

 6月の試合は、3日・4日=ゼットエーボールパーク(市原市)、6日・7日・15日・16日=綾瀬スポーツ公園野球場(神奈川県)、18日=県立柏の葉公園野球場(柏市)で開催予定。

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