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クボタスピアーズによる「ラグビーアカデミー船橋校」、タカスポで開講

ナイター設備が整ったタカスポで行うラグビーアカデミー

ナイター設備が整ったタカスポで行うラグビーアカデミー

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 船橋に拠点を置くプロラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」(ホームグラウンド=船橋市栄町2)による「ラグビーアカデミー船橋校」が4月18日、高瀬下水処理場上部運動公園(通称=タカスポ、高瀬町)で始まった。

コーチは元ラグビー選手ばかり

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 1978(昭和53)年創部のクボタスピアーズ。ラグビーの普及活動、競技人口の確保、競技レベルの向上にも力を入れている。長くラグビーを続けられる環境づくりや、ラグビーを通じて健やかな人格の育成も目的としているほか、平日に競技ができる環境を提供し、競技機会を増やすことも目的としてアカデミーを開いており、10年がたった。

 これまでは、ラグビーのリーグ「リーグワン」でのホストゲーム開催地である江戸川区、2020年に連携協定した成田市でクラスを開講。船橋市とは2016(平成28)年に協定締結し、市内各所でタグラグビー教室を開くほか、選手たちが街をパトロールするなど、さまざまな地域活動を続けてきたが、市内における定期的なアカデミーは開いていなかった。

 本年度、船橋市が所有する人工芝グラウンドを備えた高瀬下水処理場上部運動公園でのラグビー教室開講が許され、今年から同クラブアカデミーの船橋クラスとして開講。初回の同日には小学生クラスに14人、中学生クラスに約25人が集まった。

 この日の参加者は、既に地域のチームなどでラグビーをしている子どもが多く見られた。参加理由として、「スキルアップのため」「平日でも練習する機会を増やしたいから」という声が聞かれた。

 この日の練習は経験者が多く、タカスポの半面を使って実施。中学生と小学生でゾーンを分け、基本的なスキル、テクニックを身につけるためのトレーニングや、テニスボールを使ってボールをしっかり見て手先までもしっかり使うトレーニングなども行い、最後はヘッドギアを装着してのゲーム形式も取り入れた。

 同アカデミーは今後、初めてラグビーをする人や、タグラグビーから移行する人などでも参加できるよう配慮し、体格やスキルレベルごとのグループ分けなども実施していくという。

 小学生クラスは小学3年生~6年生が対象。クラスは火曜、小学生=19時15分~20時30分、中学生=19時15分~20時45分。年会費7,000円、月会費は、小学生=5,500円、中学生=6,500円。体験は1回まで無料。

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