京成電鉄と新京成電鉄の鉄道事業の合併が6月25日に認可された。
京成電鉄の路線図における松戸線のカラーは茶色=新京成線、来年4月から京成電鉄「松戸線」に 車両は京成カラーへ
1946(昭和21)年に設立された新京成電鉄は、2022年9月に京成電鉄の完全子会社となっていた。両社は5月21日、鉄道事業法に基づき鉄道事業の合併認可申請を行い、6月25日に国土交通大臣より認可された。
新京成線は、2025年4月1日から京成電鉄の「松戸線」として運行される。松戸線は、京成津田沼駅から松戸駅の26.5キロ、対象駅は23駅。
合併に伴う運賃・料金の変更はなく、ダイヤの変更もない。新京成電鉄のコーポレートカラーである鮮やかなピンク色「ジェントルピンク」カラーの車両で親しまれてきた新京成電鉄の車両は、合併後に京成カラーを基調としたデザインに更新されるという。
両社は、「合併後は経営の効率化・意思決定の迅速化を図ることで、経営資源の最適かつ効率的な活用と競争力の強化を進め、持続的な成長を実現し地域に根差した企業としての社会的責任を果たしていく」とコメントしている。